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2013年3月18日 (月)

万葉の心を感じてみませんか?Part.45

万葉の心を感じてみませんか?

歴史と文化の街太宰府から

 大宰府政庁跡編 その1

 福岡県太宰府市の土地家屋調査士松尾勝巳が提供する、近郊情報第55号です。

 これまで、数回史跡大宰府政庁跡(都府楼跡)については記述してきましたが、今回は少し詳しくお伝えします。

その昔「遠の朝廷(とおのみかど)」と言われた、現在の大宰府政庁正殿跡の写真です。
「大宰」とは天皇の詔(おおみことのり)「おおみこともち」を受けて地方に下り、政務をとる官のことで、 「府」は「つかさ」で役所のことをいい、「大宰府」の名がつけられました。

「大宰府」は政庁の時代の頃を表現し、中世以降は「太宰府」と使い分けられています。下は、正殿跡写真です。

Photo_3

 古代西海道と呼ばれた九州一円を統括していた大宰府は、外交・貿易などの対外交渉の窓口として重要な任務を課せられていました。その機構は中央政府に準じ、地方機関としては最大規模の行政組織を有していたそうです。
 発掘調査によると七世紀後半に堀立柱建物が建てられ、八世紀初頭に礎石を用いた朝堂院形式の建物に整備されたといわれています。 この建物は、藤原純友の乱によって焼き討ちされましたが、十世紀後半には立派に再建されたそうです。

南門写真です。

Photo_4

 現在見ることのできる礎石は、この再建期のものです。
これらの建物は、菅原道真が「都府の楼はわずかに瓦の色を看る」とうたっているように壮大なもので、当時としては都の建物にも劣らぬものであったようです。
正殿は重層風につくられ、屋根は入母屋ないし寄棟造りであったと考えられています。
 大宰府政庁は、財政的にも恵まれていたようです。  九州全土から集めた調・庸(税)は一部を都に送るだけで、ほとんどはここで消費されたそうです。

 広大な礎石群を見ても、その規模がお分かりになると思います。

Photo_5

 このような政庁を中心として、周囲は数多くの役所が配置され、その規模は平城・平安の都に次ぐ「天下の一都会」であったようです。そばにある大宰府展示館には、復元された模型が展示されています。

Photo_6  

 大宰府政庁は、当初福岡市の博多港近くに「那の津の宮」(現在の比恵あたりらしい)が置かれました。しかし、白村江の戦で敗れたので、その追撃を恐れ、現在の場所に移されました。さらに、水城や大野城・基肄城(きいじょう:基山)等の防衛施設を造りました。
 ここの東には、月山があります。ここには、漏刻(水時計)が置かれていたと伝えられています。
その、そばの梅の木です。今は散ってしまったと思いますが、ちょうど見頃でした。

Photo_7

(参考文献 太宰府検定公式テキスト:太宰府紀行)

今日の一言

 大急ぎの土地の分筆登記の依頼があり、バタバタしていました。 気になっていたブログを、やっと発信てきて、少し安心しました。

 教員時代から時々遠足や花見で行っていましたが、やっぱり歴史的に意義のあるところだと、改めて思います。

お知らせ

 6月2日、太宰府検定が行われます。
太宰府市商工会から、協力の呼びかけがありました。
受検申し込み・払込期限は3月中です。
詳しくは、太宰府検定公式サイトで確認して下さい。 ポスターの設置と受検申し込み書の備え付けは、当事務所でも協力しています。

これからも、月に2~3回は発行しようと思っています。ぜひご覧になって下さい。
太宰府検定公式サイトは、
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