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2013年3月28日 (木)

万葉の心を感じてみませんか?Part.46

万葉の心を感じてみませんか?

歴史と文化の街太宰府から

 大宰府政庁跡編 その2

福岡県太宰府市の土地家屋調査士松尾勝巳が提供する、近郊情報第56号です。

 史跡大宰府政庁跡(都府楼跡)の2回目です。
大宰府政庁跡の横に大宰府展示館があります。ここは、発掘調査で確認された周囲をとりまく遺構(水路)を保存する施設です。ちょっとした展示物と事務所(古都大宰府保存協会)があります。

Dazaifutenjikan

 下の写真が、遺構の水路跡です。結構、深いです。

Ikou2

 その展示の一つに、宴のようすの復元があります。
「梅花の宴」もこのように催されたのでしょう。楽しそうです。

Utage

 「筑紫万葉の世界」にまつわる解説がありました。以下はその説明です。
筑紫万葉に関わる歌は370首を越えると言われる。それは、大宰府の成立にかかわりを持った天智天皇・額田王(ぬかだのおおきみ)をはじめとする初期万葉の人々にはじまる。
 そして、大伴旅人が大宰府の師(そつ・そち)として赴任した神亀末から天平初期にかけての数年、大宰府の地には、筑前守山上憶良、旅人の妹大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)など優れた歌人がおり、万葉の華が花開いた。

 「天ざかる鄙(ひな)」の地で妻を亡くした旅人の悲痛な歌、その悲しみに唱和した憶良の挽歌は筑紫の風土と相まって、千年を時を経てなお私たちの胸を打つ。
 しかし、この「鄙」は単なる鄙ではなく、「遠の朝廷(とおのみかど)」であり、
海外へ開かれたわが国唯一の門戸であった。
 それを象徴するのが「梅花の宴」である。中国渡来の珍貴な花(梅)をテーマに漢倭混淆のスタイルでこの宴は繰り広げられた。松浦川仙媛歌(まつらがわをとめのうた)も報凶問歌等も中国文学の素養なしでは作れないものであった。
 巻15に収められた遣新羅使の歌は、最古の紀行文学であり、防人の歌や、志賀の海人を詠った一群の歌も筑紫の地、故に生まれた。

Tikusimanyou

 下の写真は、梅花の歌の歌碑です。政庁跡の北西側にあります。
「正月立ち(むつきたち) 春の来たらば
 かくしこそ 梅を招(を)きつつ 楽しき終(を)へめ」
 

Photo

 横の解説板には、「正月になり春が来たなら、このように梅を招いて楽しい日を過ごそう」という意味と書いてあります。
 万葉集の中でもっとも華やかな「梅花の宴」が天平二年(730年)正月十三日、大宰府師大伴旅人邸で盛大に催された。九州管内諸国の官人32名は中国渡来の梅を題材に歌を詠んで、春の一日を楽しんだ。この歌は、宴の開始にあたり、主賓大弐紀卿のあいさつとして、梅を客人のように見立てて歓迎したお祝いの歌とされている。

現在は、桜が満開です。多くの人が、花見に来られていました。

Photo_2

(参考:太宰府展示館解説、歌碑の解説板)

今日の一言

 梅の時期に発行しようと思っていましたが、忙しくて少し時期がずれてしまいました。
万葉集の原文は漢字ばかりで、とても読めそうにありません。解説板があるので、なんとか当時の宴の様子などをうかがい知ることができます。万葉集は私にはまったくわかりませんので、ブログの中で皆さんと共感できたら良いなと思っています。
次回も歌碑を、たくさん紹介します。

お知らせ

 6月2日、太宰府検定が行われます。
太宰府市商工会から、協力の呼びかけがありました。
受検申し込み・払込期限は3月中です。もうすぐ、締め切りです。
詳しくは、太宰府検定公式サイトで確認して下さい。
ポスターの設置と受検申し込み書の備え付けは、当事務所でも協力しています。

これからも、月に2~3回は発行しようと思っています。ぜひご覧になって下さい。

太宰府検定公式サイトは、

 太宰府検定 で検索したらすぐに表示されます。 

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