Powered by Six Apart
フォトアルバム

最近のコメント

最近のトラックバック

« 万葉の心を感じてみませんか?Part.46 | メイン | 万葉の心を感じてみませんか?Part.48 »

2013年3月30日 (土)

万葉の心を感じてみませんか?Part.47

万葉の心を感じてみませんか?

歴史と文化の街太宰府から

 大宰府政庁跡編 その3 

 福岡県太宰府市の土地家屋調査士松尾勝巳が提供する、近郊情報第57号です。

 
 史跡大宰府政庁跡(都府楼跡)の3回目です。
今日は、歌碑を紹介します。最初の歌碑は、政庁跡から北側の少し離れたところにあります。大伴旅人が妻をなくし、神亀五年六月二十三日に詠った歌です。

 大宰府師大伴卿報凶問歌(きょうもんにこたふるうた)
「世の中は 空しきものと 知る時し
 いよいよますます 悲しかりけり」

Yononakahakahi

 「世の中はむなしいものだとつくづく知る時、いよいよますます悲哀の感を新たにすることだ」という意。
 万葉集巻五の冒頭の大伴旅人の歌である。大宰府赴任後妻を亡くし、不幸を重ね、世の無常を知った時の悲しみの中から、旅人の風流は生まれてゆく、万葉筑紫歌群は、この一首に始まるのである。

 下は、政庁の北東にある坂本八幡宮です。
ここは、古代大宰府や九州を守護する寺であった四王寺が形を変えながら、坂本区の鎮守として受け継がれているそうです。

Sakamotohatiman

ここにも、歌碑があります。

「わが岡に さ男鹿来鳴く(さおしかきなく) 
 初萩の 花嬬(はなつま)問いに 来鳴くさ男鹿(きなくさおしか)

Wagaokanikahi

 横の解説板には、「私の住む岡に牡鹿が来て鳴いている。今年初めての萩の花が咲き、牡鹿がやってきて妻問いをしていることよ」の意と書いてあります。

 このあたりは大宰府師大伴旅人の邸跡と伝えられている。旅人邸は、「万葉の華」ともいうべき梅花の宴開かれた場所としてよく知られているが、赴任後間もなく、妻を亡くした旅人の暮らしは心淋しいものであった。萩の花が咲き初める初秋、牡鹿が牝鹿を求めて鳴く求婚の甲高い声にも、妻を想う自分の心を重ねずにはおられないのであった。

 現在は、桜が満開です。今日は、御笠川沿いの散策道の桜を紹介します。

Sakura

(参考:太宰府展示館解説、歌碑の解説板)

今日の一言

 大伴旅人の悲しみが、伝わってくる歌二首を紹介しました。
私は、もし妻が亡くなったら生きてゆけないような気がします。ご覧いただいている皆さんはいかがでしょうか?
 次回は、万葉仮名と言われる原文も紹介したいと思います。
次回も歌碑を、2つ紹介します。

お知らせ

 6月2日、太宰府検定が行われます。
太宰府市商工会から、協力の呼びかけがありました。
受検申し込み・払込期限は3月中です。
詳しくは、太宰府検定公式サイトで確認して下さい。
ポスターの設置と受検申し込み書の備え付けは、当事務所でも協力しています。

 これからも、月に2~3回は発行しようと思っています。ぜひご覧になって下さい。

太宰府検定公式サイトは、

 太宰府検定 で検索したらすぐに表示されます。 

日本ブログ村のランキングに参加しています。
よろしかったら、ブログ村のボタンをクリックして下さい
 
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ブログのアーカイブですが、最初の頃の分は左上からどうぞ。
私の公式サイトの更新情報には、Part1から最新版までリンクを張っています。 

------------------------------------------------------------------
〒818-0137
福岡県太宰府市青葉台1-5-17
土地家屋調査士 松尾勝巳
TEL 092-923-0968   FAX 092-980-7326

福岡の土地家屋調査士松尾事務所の公式サイトです。
URL http://www.matsuojimusyo.com/

-------------------------------------------------------------------
土地家屋調査士は、表示登記・境界・測量の専門職です。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/563867/31326181

万葉の心を感じてみませんか?Part.47を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。